文字通り、ブログでの不愉快な経験を語ってきていましたが、思うところあり、2007年9月に更新を停止いたしました。

ブログでの不愉快な経験

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ブログへの実名表記と、本名リスク。
今回はまた、今年2月に起きた八甲田雪崩事故のネットでの扱いを
私が見て感じた、「プライバシー問題」に関してである。
念のため、雪崩そのものについては、完全に論点からそれるため、
一切触れていないのでご了承願いたい。
また、酸ヶ湯ガイドの方々を責めたり貶めたりする意図は一切なく、
むしろ今回は、勝手ながら心配もしている、という記事なので、
予め冒頭でお断りしておく。


あくまでも私にとっては、私に迷惑行為を働いたへぼ氏への
批判のための根拠・引き合いとして取り上げたつもりだった当該事故。
しかし私は、公開の場で発信した責任から当該事故をネットで調査した時に、
「身元不明で運営されている個人ブログ」で、関係者の実名が書かれ
驚いた、という経験を過去記事でも語った。


更に突き詰めてこの件を考察したところ、
ネット上に実名が書かれていた酸ヶ湯ガイドの隊長Sさん、そして
副隊長Hさん、怪我をされたガイドTさんのそれぞれの漢字フルネームが、
割と珍しいものに見えた、というのも
より違和感を感じた要因になったのでは、と思ったのである。

少なくとも、酸ヶ湯ガイドの隊長Sさんは、
「スズキ」さんや「サトウ」さんといったような、
「いかにも良くある苗字」ではないし、
怪我をされたガイドのTさんなどは、
私自身としては初めて見て、読み方も分からない苗字だったのだ
(Tさんの場合、もしかしたら局地的には多いのかもしれないが)。


今まで、「ブログでの実名表記問題」と、一言で括ってきた。
が、ネットに実名が晒されるリスクとは言っても実際のところ、
そのために個人が特定される可能性の高さは、
その人の氏名が珍しいか否か?で大きく変わってくる


これについては、ブログ「光の円錐」の中の記事「本名リスク格差」
http://www.madin.jp/diary/?date=20061020
http://www.madin.jp/diary/?date=20061021
でも詳しく触れられている。


本名をネットで検索したときに、表示される情報が、
その本人当事者のものしかないよ、という人と、
同姓同名がいっぱいいて、埋もれて分からないよ、という人とでは、
明らかに、個人特定の可能性の高さに歴然とした差がある
のだ
(厳密には、「ネット検索では出てこない」という人のケースも
 本来は考えた方が望ましいが、今回は省略する)。

そして、その「差」は、上記記事を引用すれば、


>名刺を渡した相手が実名で検索……。
>~(中略)~
>日頃の行いが全く同じで、過去のほんのわずかな脇の甘さが同じでも、
>ただ本名の珍しさが違うだけで人生が変わってきます。
>「人生は旅だ。旅の恥は掻き捨てだ。人生の恥は掻き捨てだ。」
>自分では決められない「本名」のせいで、
>こんな台詞を本気で言えるかどうかすら変わってくるのです。
>恥を掻き捨てできるかどうかの厳然たる格差。



ということだ。
実際もう現在では、知人の氏名をネットで検索するといった作業は、
簡単に出来てしまうし、自分を含め試した経験のある人も多い。


酸ヶ湯ガイドのSさん、Hさん、Tさんは、大変失礼ながら私が試したところ
正に前者の「ご本人の情報しか出てこない」に該当したのだ。
これは、神経質な私から見ると、少々心配に感じてしまう状態でもある
(なお私は、記事にあげた責任上心配しているつもりではあるが、
 もし関係者の方がご覧になり不愉快に感じたらお詫び申し上げます)。



ここで、話を簡略化するために、名字だけに絞って追究してみる。


こちらの、日本の苗字の検索サイト「日本の名字七千傑」
http://www.myj7000.jp-biz.net/index.htm
によれば、日本国内には30万種弱の苗字があり、
上記サイトで把握している、人口比の上位7000位までで、
人口の96%をカバーしているとのこと。
その中で、上位100位以内と言ったら「かなり、ありふれた苗字」、
即ち、「苗字晒しだけでは個人特定が難しい部類」に入ると考えられる
(上位であるほど人口が多く、個人特定の可能性は減る)。

そのうえもし、漢字情報が入らない・読み仮名表記だけであれば、
より特定しにくくなるのは言うまでもない。
「タナカさん」だけでは、「田中さん」か「田仲さん」かの区別は無いが
漢字情報が入ると、後者の「田仲さん」の方が個人特定リスクがあがる。


逆に、ここでの7000位までに入っていない場合や、
個人的な感覚では、「1000位以内」に入っていなければ、
実名による個人特定リスクが「高い部類」の苗字だと考えられる。
というのも、1000位までの苗字で、人口の3/4近くをカバーする、と
上記のサイトでは言っており、
1000位以上であれば、残りの僅か1/4に入ってしまうからである。


ここで改めて、上記の苗字検索サイトで、
酸ヶ湯ガイドのSさん、Hさん、Tさんの名字を入力すると、
Sさんがかろうじて、3000~7000位まで(詳細は控える)にあるだけで
Hさん、Tさんの苗字は出てこなかった。

ここで論じたのは苗字だけなので一概には断定できないものの、
この結果は、この3名の方が、ネットに迂闊に本名を晒されることで
リスクが高まる部類のお名前ではないか、と思えることでもある。


まあもっとも、隊長のSさんなどは特に、顔写真まで報道されたし
(他のお二人は、雪崩事故の件ではあまりネットに出てきてはいないようである)、
Sさんはもともと昔、スキー競技での活躍もあったり
酸ヶ湯温泉のスタッフとして、TVに出演経験もあった方のようなので、
今更、ブログに書かれて個人特定云々、の心配は少ないのかもしれないが
(私ごときに勝手に断定する権限はないのも確かだが)。


ただ、こういった「本名リスク」をも私は直感的に悟ったので、
八甲田雪崩事故報道の後、匿名個人ブログへの実名コピー表記に
大きな違和感と不快感を感じたのではないか、と自分では思っている。


八甲田雪崩事故に限って言えば、
ネット上に酸ヶ湯ガイドの方の実名表記をしても許されるのは、
事故の遺族の方のブログだけではないかと個人的には思う。

私の過去記事でも取り上げリンクもした、この遺族の方のブログは、
自らの立場素性をブログ上でも明らかになさっているし、
スーパー級の酸ヶ湯常連で、ガイドの方とも親しいらしいため
(遺族ご本人のブログの記載、及び私の独自取材情報に基づく判断)、
その記事掲載についても、当然Sさんなどにも伝わっているだろうから
「迂闊に」あるいは「勝手にネットに書いた」ものでは決してありえない。
おまけに、この遺族の方ご自身も比較的、本名リスクの高い方に思える。


反面、私のように別の主張への引き合いに出しただけの匿名第三者や、
同じく匿名で、ニュース記事をコピペしているだけのようなブログに
実名表記をして良い権利があるとは、どうしても思えないのだ。

なお、この遺族の方のブログを此処に直接リンクすることで、
間接的に酸ヶ湯ガイド3名の実名を私が晒すことは避けるべきと思い、
敢えて実名表記問題の記事では、この方のブログは紹介しないでおいた。


蛇足ながら。


実は、この雪崩事故発生から4ヶ月近くが経過した今日、
改めてgoogleでSさんの実名を検索してみると、
ヒットする「ブログ」の数は格段に減少している。
以前・当時の状況を正確には勘定していなかったが、
個人的には現在は、十数分の一以下になったような印象がある。

どうやら、FC2とSeesaaのブログでは、記事の「非公開予約」が可能で、
予め日時を設定しておけば、自動で非公開に移せるらしい。
なので、単純にニュース記事をコピペしていたブログのうち、何割かは
この「非公開予約」機能を使われていたのかもしれないと思う。
もしくは、ブログ記事があまりに増えたので、検索サイト側で
報道ニュース記事にリンクしている古いブログ記事を外し始めたか?


いずれにせよ、
ネット上に、個人ブロガーが軽い気持ちで勝手に書いた第三者の実名が、
「半永久的に残り検索に引っかかる」ことを、最も大きな問題
と考えていたので、
一定期間経つと消えるのであれば、状況は好転したと考えた方が良いだろう。
特に、予め非公開予約をしているブログならば、表現の自由を考えると
迂闊に批判するのも同様に問題あり、かもしれない。


ただ・・・・やはり、主張の内容上もしくは表現上不可欠で無い限り、
ブログに他人の実名を書くのは、たとえ報道記事の引用であっても
差し控えて欲しい
、と今も切に思うのだ。
中には、「本名リスク」の高い人もいて、その対象人物は
「自分の何百倍何千倍もの危険と恐怖」を
負っているかもしれないのだから。




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| プライバシー問題関係 | 22:29 | トラックバック:0コメント:0
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